膣がんにはこんな症状があります
膣がんは非常にまれながんで、婦人科のがんのうち約1%程度を占めるのみです。
膣は、弾力性のある筋肉の管で、約10センチ~20センチほどです。
膣は粘膜で覆われいて、この粘膜からがんが発生します。
膣がんの主な症状としては、不正出血があげられます。
これは生理日以外での出血、あるいは閉経後の不正出血などがあります。
また、性交渉による不正出血もあります。
不正出血以外の症状としては、血液の混じったおりもの、悪臭のあるおりものなどがあげられます。
これらの症状がまったくあらわれない場合もあります。
また、排尿時に違和感や痛みを感じるといった症状があらわれる場合もあります。
また性交時の痛みや下腹部痛がおこることもあります。
さらにがんが進行すると、膣内にしこりのようなものを感じるようになります。
膣がんは進行が早く、他の部位にも転移しやすいがんです。
これは膣が薄い壁でできており、リンパ管が多くあるため、他の部位に浸潤しやすいためです。
膣がんが、外陰部や骨盤や骨、膀胱、近くの臓器など他の部位に転移すると、さまざまな症状があらわれます。
膣がんは、骨盤のリンパ節を経由して肺にも転移しやすくなります。
がんが子宮や膣の周りの臓器にまで転移し、膀胱にまで浸潤すると、膀胱を圧迫するようになり頻繁に尿意を感じたり、あるいは排尿のときに痛みを感じるなどの排尿障害などがあらわれます。
また、直腸に転移すると、排便障害がおこることがあります。
これらの障害には痛みや不快感も伴います。