唾液腺がんにはこんな症状があります
唾液腺はその名のとおり唾液を作るところで、大唾液腺と小唾液腺とにわけられます。
大唾液腺にはさらに、耳下腺、顎下腺、舌下腺とがあります。
唾液腺がんとはこれらの唾液を作る組織にできるがんで、耳下腺がん、顎下腺がん、舌下腺がんに分類することができます。
唾液腺がんのうち、最も多いがんは耳下腺がんで、唾液腺がん全体の約60%~70%を占めます。
次に多いのが顎下腺がんで、全体の約20%~30%になります。
唾液腺がんの症状は、耳下腺がん、顎下腺癌、舌下腺がんでそれぞれ異なります。
耳下腺がんの症状としては、耳下部または耳前部の腫れがみられます。
通常は痛みを感じませんが、ときには痛みを感じることもあります。
また、がんが神経にまで及ぶことで、顔面神経麻痺がおこることがあります。
顎下腺がんの場合は、顎下に腫瘍があるため顎下の腫れがみられます。
耳下腺がんの場合と同様に痛みを感じないこともあれば、痛みを伴う場合もあります。
舌下腺がんの場合は、舌の下の腫れ、顎の骨の腫れがみられます。
硬くて痛みを伴う場合は、舌下腺がんを疑う必要があります。
耳下腺がん、顎下腺癌、舌下腺がんのすべてに共通した症状としては、頚部リンパ節にしこりを感じるというのがあげられます。