腎盂尿管がんにはこんな症状があります
腎盂とは、腎臓で作られた尿をためるところで、尿管は腎盂にためられた尿を膀胱へ送る管です。
腎盂にできる腎盂がんと、尿管にできる尿管がんを合わせて腎盂尿管がんとよびます。
腎盂尿管がんの主な症状は血尿です。
腎盂尿管がんの患者のうち75%以上の患者に血尿の症状がみられます。
血尿は通常は痛みを伴わないため、自覚症状がありません。
血尿は肉眼でわかる場合もあれば、検査をしてみないと血尿だとわからない場合もあります。
がんが進行し腫瘍が大きくなると、尿路障害がおこります。
尿路障害は、血液のかたまりのため尿が尿管を流れにくくなることでおこります。
腎臓が腫れるなどの障害がおこり、水腎症を引き起こしてしまうケースもあります。
これらは自覚症状のないまま、徐々に進行していくケースもみられ、発見が遅れてしまうこともあります。
水腎症などがおこると、障害がおこった腎臓がある側の腰や背中が痛くなるケースもあります。
このような痛みは尿管結石の症状とよく似ています。
水腎症が長く続くと、無機能腎といい腎臓の機能がなくなってしまうこともあります。
さらに進行すると、膀胱内に血液が溜まって排尿できない状態に陥ることがあります。
これを、膀胱タンポナーデといいます。