乳がん(症状)

乳がんにはこんな症状があります

乳がんの症状として一番多く、まずあげられるのが乳房の「しこり」です。
しこりの大きさが5ミリから1センチくらいになれば、自分で触ってもわかるようになります。
自分でしこりを発見したという乳がん患者は全体の2割におよぶそうです。
しこりは硬く、痛みはありませんが、しこりが大きくなると、痛みを伴う場合もあります。

しこりを発見したからといって、必ずしも乳がんとは限りません。
良性のしこりもあるので、まずは病院で診断してもらう必要があります。
痛みを伴うしこりは、ほとんどの場合が乳腺症です。
また、わきの下のしこりはリンパの腫れによるもので、良性であることがほとんどです。

乳がんのその他の症状としては、乳房にえくぼのようなへこみができることがあります。
この症状は乳がんが皮膚の近くにできている場合によく見られます。
また、乳房が赤く腫れることもあります。
その他は、乳房の周辺のリンパ節の腫れ、わきの下のしこり、乳頭から血液が出る、乳頭部の陥没やただれなどの症状があります。

乳がんがリンパ節に転移すると、リンパ節の流れがせきとめられ、腕がむくんだり、しびれたりすることがあります。
また、乳がんがさらに進行し、他の臓器にまで転移すると、さまざまな症状があらわれはじめます。

転移した部位によっても症状は変わってきますが、骨に転移した場合は、腰、肩、背中などの痛みを伴います。
肺に転移した場合は、咳がでたり、呼吸が苦しくなったりといった症状があらわれます。
また、肝臓に転移すると、お腹が張る、食欲減退といった症状や、黄疸がでることもあります。

乳がんのできやすい場所としては、一番多いのが乳房の外側上部で、乳がんの約50%がこの部分です。
次に、乳房の上部の内側、下部の外側、下部の内側、乳頭の下の順です。
約10%の患者は、複数の箇所にできています。