中皮腫(症状)

中皮腫にはこんな症状があります

中皮腫とは、心臓や肺、あるいは肝臓や胃などの臓器の膜の表面を被っている中皮に発生する腫瘍です。
中皮腫には良性と悪性とがありますが、一般的に中皮腫といえば悪性中皮腫を差すことが多くなります。

中皮腫は発生する部位によって、胸膜中皮腫、腹膜中皮腫、心膜中皮腫などの種類に分けられます。
症状は、腫瘍の発生する部位によっても異なってきます。

中皮腫は症状があまりあらわれません。
そのため、かなり進行してから発見される場合も少なくありません。
健康診断の胸部X線検査のときにたまたま発見するというパターンもよくあります。

胸膜中皮腫の一般的な症状としては、息切れや胸痛があげられます。
そのほかには、運動能力の低下があげられます。
腫瘍が広範囲にひろがるびまん性の胸膜中皮腫では、胸水がたまることにより呼吸困難がおこることがあります。 

喫煙者で、慢性気管支炎のある人が発症すると、せきや喘鳴の症状があらわれることもあります。
また、悪化するとさらに呼吸が苦しくなり、呼吸不全に陥ることもあります。

腹膜中皮腫の場合は、腹部の膨満感、腹痛、腹水などの症状が出ることがあります。
そのほかには、食欲不振、嘔吐などもあります。
腹膜中皮腫の症状は、女性の場合卵巣がんの症状と似ていることがあります。