肺がんにはこんな症状があります
肺がんは腫瘍ができる場所によって2種類に分けられます。
ひとつは気管支あたりにできる肺がんで肺門型といい、もうひとつは、腫瘍が肺の奥の方にできる肺野型の肺がんです。
肺門型は、初期症状として咳や痰、血痰が出るなどの症状が見られます。
一方、肺野型は、初期ではほとんど自覚症状がなく、そのため、自覚症状があらわれたときにはすでにかなり進行しているケースが多く見られます。
また、肺がんの種類は細胞の組織分類によっても分けられることができ、小細胞がんと、非小細胞がんとにわけられます。
小細胞がんは、進行が早いのが特徴です。
非小細胞がんは、線がん、扁平上皮がん、大細胞がんとにわけられ、全体の80%が非小細胞がんになります。
肺がんの初期症状は風邪の症状によく似ているのが特徴です。
そのため風邪と間違われてしまう場合があります。
さらに肺がんが進行すると、発熱、胸の痛み、息切れ、呼吸困難、声のかすれなどの自覚症状があらわれます。
また、肺がんが気管支を閉塞すると、喘鳴といい、ゼーゼーという音がする呼吸などが見られ、肺炎や気管支炎をおこしやすくなります。
さらには、体重減少、食欲不振、疲労感、顔や首のむくみなどがおこります。
肺がんが骨にまで転移すると、その部分に強い痛みを感じ、骨折することもあります。
脳に転移すると、頭痛、腰痛、嘔吐、手足のしびれ、視力障害などの症状があらわれます。
また、肩こりや肩痛などを伴う場合もあります。
転移による症状は、どの部分に転移したかによってさまざまです。そのため、必ずしもこのような症状が誰にでもあらわれるとは限りません。