炎症性乳がん(症状)

炎症性乳がんにはこんな症状があります

炎症性乳がんは乳がんの中でも1~4パーセントの発症率の、きわめてまれながんです。
炎症性乳がんの症状は通常の乳がんの症状とは異なります。
通常の乳がんがしこりなどの硬い異物感を感じるのに対し、炎症性乳がんの場合は皮膚が赤くなったり、痛みを伴ったりといった症状があらわれます。
皮膚が赤くなった部分に熱を感じる場合も多くなります。
皮膚が赤くなる、腫れる、熱を持つ、痛むというのは、炎症の4大兆候です。

炎症性乳がんの症状は、乳腺炎の症状と非常に良く似ているため、乳腺炎あるいは乳輪下膿瘍だと間違って診断されてしまうこともあります。
このような症状があらわれるのは、がん細胞がリンパ管の中に入り込んで増殖し、そのせいでリンパ管がつまってリンパ液の流れが止まることにより生じます。
炎症性乳がんの場合でも、しこりを感じることもあります。

治療が遅れて他の部分に転移してしまう危険もあるため、診断は正確にしてもらう必要があります。
炎症性乳がんは乳がんでは珍しく進行が早いがんです。
他の部位にも転移しやすく、悪性度の高いがんです。
実際、炎症性乳がんの場合、発見されたときにはすでに進行が進んでいて、他の部位にも転移が見られるケースが多くなります。