神経膠腫(症状)

神経膠腫にはこんな症状があります

神経膠腫は脳に発生する悪性腫瘍です。
神経膠腫は脳腫瘍の約30%を占める病気です。

神経膠腫の症状は2つの種類にわけられます。
ひとつは、頭蓋内圧亢進症状といい、腫瘍が大きくなることにより頭蓋骨の内部の圧が高くなることで生じます。
主な症状は、頭痛、吐き気、嘔吐、などがあげられます。
腫瘍のできる部位によっては症状がさらに深刻になり、腫瘍が小さくても頭蓋骨の内圧が極度に高くなることで意識障害や呼吸障害といった症状があらわれることがあります。

神経膠腫のもうひとつの症状は、局所症状です。
これは腫瘍のできている部位の脳が圧迫、浸潤をされ、障害を受けることにより発生する症状です。
脳は部位によってその働きが大きく異なるため、腫瘍のできた部位によって症状は大きく異なります。
運動野とよばれる運動神経がある部分に腫瘍ができると、強い運動麻痺が起こります。
また言語中枢のある部分が破壊されると、運動性失語や感覚性失語をきたします。
運動性失語をきたすと、相手の言っていることは理解できますが、自分はしゃべることができないという症状があらわれます。
感覚性失語は、相手の言っていることも理解できなくなります。
そのほか、腫瘍のできる部位によって、視覚障害、記憶障害、計算ができなくなる、性格が変わってしまうなどの障害が現れてきます。
小脳に腫瘍ができると、運動バランスに障害をきたし、まっすぐ歩けないといった歩行障害があらわれます。
すべての神経が集まる脳幹に腫瘍ができると、四肢が麻痺するといった症状が出ることになります。