膀胱がんにはこんな症状があります
膀胱がんは初期の段階ではほとんど症状がありません。
しかし、膀胱がんにもいくつかの種類があり、その種類によっては初期の段階でも症状があらわれることがあります。
膀胱がんの中でも比較的悪性度の高い「浸潤がん」や「上皮内がん」の場合、初期の段階で膀胱炎にとてもよく似た症状があらわれることがあります。
具体的には、排尿痛、下腹部の痛みといった症状です。
膀胱がんの進行が進むと、がんの進行度によってさまざまな症状があらわれ始めます。
まず、血尿の症状があげられます。
血尿は痛みを伴いません。
また、血尿は排尿のたびに出るわけではなく、出るときと出ないときとがあります。
このような状態を繰り返しながら、がんは徐々に進行していきます。
血尿は、膀胱がんに限った症状ではなく、そのほかの病気の症状にもあらわれるため、血尿が続くようであれば病院で検査を受ける必要があります。
膀胱がんがさらに進行すると、排尿障害が起こります。
排尿障害は、尿が頻繁に出る頻尿、残尿感、あるいは尿が出にくいといった症状のことです。
さらにがんが進行し、尿管にまでがんが転移すると、尿毒症や水腎症を起こす可能性があります。
尿毒症や水腎症は、尿管が閉塞することにより引き起こされる症状です。
水腎症とは、逆流した尿の圧力で腎臓が拡張する状態です。
水腎症になると、背中に痛みを感じたり、腰痛があらわれたりします。
がんがさらに進行し、骨盤や後腹膜のリンパ節にまで転移すると、足の痛みや頭痛を感じるようになります。
また、嘔吐といった症状もあらわれることがあります。